2011年11月03日

展覧会情報:飯塚小玕齋回顧展

koten2.jpg飯塚小玕齋回顧展
─父 琅玕齋から弟子たちへ─

日時:2011年11月12日(土)〜27日(日)
   10:00〜18:00
場所:太田市学習文化センター
  (群馬県太田市飯塚町1549-2
   電話:0276-48-6280)

講演会:「父の宿題・祖父の玉手箱」
     講師・飯塚万里氏
     11月12日(土) 11:00〜
実演:「材料と編み方とその工夫」
     講師:松本破風氏
     11月20日(日) 10:00〜

室町時代、中国から煎茶と共に日本に招来した竹工芸(主に花籠)は、江戸末期から煎茶の隆盛と共に明治にかけて唐物籠として珍重されました

当時は籠師とよばれた竹工芸家は、主に中国の花籠を範とした「唐物写しJを製作していましたが、時代と共に「写し」に飽き足らず、独自の作風の籠を制作し、これまで無銘であった作品に自らの銘(名前)を刻む竹工芸家が、関西、関東を中心に輩出してきました。栃木の飯塚家がそのひとつです。

大正期、竹工芸は現代のようにいまだ工芸の一分野として確立しておらず、「竹細工」として工芸では一段低く見られていました。二代鳳齋、そして琅玕齋は、卓越した技術を裏付けに、日本の工芸界で確固とした位置を築いて行きました。

小玕齋はそれをベースとしつつ、昭和、平成の近代工芸界で、より品格のある高い境地の竹工芸を追求しました。
小玕齋は祖父の初代鳳齋(鳳翁)、伯父の二代鳳齋、そして父の琅玕齋から代々受け継がれ、今日の日本伝統工芸としての竹工芸の礎を築き、昭和57年、63歳で国の重要無形文化財「竹工芸」保持者に認定されました。

展示内容
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作品
二代鳳齋 花籃

琅玕齋
花籃「嗚門」・華籃「林殿」 ほか2点

小玕齋
自錆花籃「清流」・ 煤竹花籃「千條」・ 網代編九葉桝形文八角盆 ほか 11点

松本破風
のし竹束ね流水文花籃 ほか 1点

大木淑江
花籃「春」 ほか 1点


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posted by mari at 15:26 | 2011年